mtakeda's photo blog

龍馬伝によりなにかと盛り上がっている高知ですが、あわせて"龍馬であい博"というのが、1月16日から開催されています。
であい博では、高知県内に○○社中という４箇所のサテライト会場が用意されて、パネル資料、ドラマの小道具や再現セットの展示により幕末の偉人達を紹介しています。

・龍馬ろまん社中／高知駅前
・岩崎弥太郎こころざし社中／安芸市
・維新の道社中／梼原
・ジョン万次郎くろしお社中／土佐清水

高知と安芸はまだいいにしても、梼原と土佐清水は遠いですねえ・・・。
まあ、いつでも行ける高知会場はおいといて、まずは、安芸から。
ということで、天気もよかったので、安芸市にある"岩崎弥太郎こころざし社中"を見にいきます。
合わせて、野良時計と弥太郎の生家も抑えておくというコースにしましょう。

高知市内→赤岡→道の駅(夜須)→サイクリング道→安芸市(各所を回って)→同じくサイクリング道で戻り

写真は安芸の野良時計前にて。
明治20年頃に畠中源馬という地主さんが、アメリカ製の時計の分解・組み立てを繰り返して研究し、ついには大型の時計を作ったというもの。
まだ、家に時計がない時代にすべて手作りしたというから驚きです。

GRD2

赤岡から"道の駅やす"までは、堤防の上の自転車道っぽいところを走ります。
地図では、少し怪しげな雰囲気だったのですが・・・・。

なんで、こんなところがダートに??

GRD2

えっ？ なにこれ!!
向こうの奥から堤防上をずっと走ってきました。
なんと道の駅に当たったところで、行き止まりです。がっちりブロックされた上に、岩場があって、さらに柵があります。
堤防下に行くには、はるかに引き返さないと降りられませんし・・・。

うーーん。

結局、自転車を持ち上げて、行き止まりの柵を越え、さらに写真手前の柵も越えました。
あー大変、次回からこの道は使えませんね。

GRD2

"道の駅やす"
ここでは、いつも一休みします。

GRD2

岩崎弥太郎こころざし社中の再現セットです。
ここくらいしか写真撮影が許されていません。最近は、なんでも撮影禁止で興ざめですね。(こうなんでもかんでも撮影禁止だと、観光に来た人もシラけるでしょうねえ)

写真は撮れませんでしたが、岩崎家の家訓がパネル展示されていました。
(もとは母親の教えらしい)

１、人は天の道にそむかないこと
２、子に苦労をかけないこと
３、他人の中傷で心を動かさないこと
４、一家を大切に守ること
５、無病の時に油断しないこと
６、貧しい時のことを忘れないこと
７、常に忍耐の心を失わないこと

さすが!、普遍性を感じさせますね。


GRD2

野良時計の隣にある高園茶屋で昼食。
ちりめんじゃこ丼セット 800円を注文。

おお、美味です。これはGood!!
店も和風で落ち着きます。おすすめ。

GRD2

岩崎弥太郎の生家。
龍馬伝から想像するに究極に貧しい家を想像していたのですが、結構、いいお家に見えます。奥に倉庫?なんかもありますし。
貧乏には違いなかったようですが、ドラマでは強調されているのかもしれませんね。

例によって、なぜか室内は撮影禁止で、外観のみ。

GRD2

これは、有名な日本地図をかたどって配置した庭石。
この方向(家から庭に望む)は日本を北から見たところでしょうか??
とすると、
左が北海道、それから本州、手前は佐渡島? 奥が九州で、木の左が四国ですかね。

こうしたこともして、大志を育んだんですね。
あるいは大志があったから、庭石を日本に見立てて配置したのか、どちらにしても、時代と場所(安芸)を考えるとそうした気持ちの広がりを持っていたところが素晴らしいですね。

GRD2

母屋の裏側には、倉？があります。
あれは三菱のマークです。
ホントにここの人(弥太郎)が一代で三菱を築き上げたんですね。

GRD2